私たち日本人は、資産のほとんどを日本円として保有しています。
日本円は世界的に見ても安心で信頼されている通貨ですが、外国の通貨と違って “金利”はほとんどつかない状態が長い間続いてもいます。
目次
【金利とはなにか?】
金利とは、資金の貸借において借り手から貸し手に支払われる利息
日本の金利がほぼ0になってしまったのはバブル崩壊以降のことで、1995年以降ずっと0%のままです。
そこで、日本円よりずっと金利の高い外国の通貨に目を向け始めたのです。
外資を保有する方法は、FXだけでなく外国債券を買ったり、外資預金をする方法などがあります。
しかし、これらはどれも手数料が高くついてしまったり、トレード、売り買いの融通が利かず、あまり自由度がありません。
スワップポイントについて
ここからが本稿の本題です!
まず、FXで得られる金利のことを「スワップポイント」と言います。
スワップポイントは「2種類の通貨を交換したときに生じる金利差」のことを指しています。
通貨によって金利が変動してくるのは理解していますよね。
先ほども述べた通り、日本円は金利がほぼゼロですから、
円とドルのような、円+外資の組合せの通貨を買うときにスワップポイントを受け取ることができます。
そして、スワップポイントは通過のペアを保有している日数に応じて発生していくのです
為替相場だけでなく、スワップポイント(金利差)も日々変動を繰り返しているのでチェックしておく必要があります。
しかし、スワップポイントには少し注意しないといけない点もあります。
それは、「金利ゼロの日本円を買って、金利の高い外資を売る場合」です
金利の低い通貨を買って、通貨の高い通貨を売ることをショートと呼び、その場合はその分の金利差を支払わなくてはなりません。
このように、FXにおける金利(スワップポイント)は、トレードする通貨のペアによって
受け取ることもできますし、逆に支払わなくてはならないこともあるのです!
スワップポイントについては損をしないようにしっかり注意しておく必要があります。
スワップポイントや金利の問題については文章で説明しても少し難しい部分があったかもしれませんね。
しかし、金利についての知識は実際にFXに挑戦していくとどんどん身についていくので今は知識だけ頭に入れておきましょう
まとめ
・金利のつかない日本円のデメリットを解消することができる
・取引する通貨のペアの保有日数によって、スワップポイントを受け取ったり支払ったりする。
この2点を今は押させておきましょう!