用語解説

生活防衛費とは

ただ貯金しているだけでも価値は減る!!

「最近、投資投資って聞くけど元本保証のないものは怖いなー」
「結局元本保証の貯金があればいいでしょ。」
こんな風に思っていませんか?

確かに基本的に投資は元本保証のものはありません。
それだったら貯金していたほうが安心・安全な気がしますよね。

でも違うんです。お金の価値だって低くなっていくんですよ!
いわゆる"インフレ"ってやつですね。

インフレとは

インフレとはモノの値段が上がり続ける状態のことですが、モノの値段が上がることは、言い換えると「お金の価値が下がる」ということです。

例えば、それまで100円で買えていたジュースが2倍の200円になったとします。

同じジュースを手に入れるのに以前の2倍のお金が必要になったわけですから、お金の価値は2分の1になったといえますよね。

だから例えば今500万円現金で貯金できていたとしても、インフレの状態が続き、10年後にはその価値が2分の1になっていることだってあるわけです。

ここまでの例は極論にはなってしまいますが。

500万円という金額自体は変わりませんよ、ただ500万円の価値が落ちるのです。

500万円でできていたことが10年後にはできなくなっている可能性があるのです。

デフレとは

単純にインフレの逆がデフレですね。

だから貯金をしているからといって安心なわけではないんです。

そこで最近言われているのが、生活防衛費が貯められたら、投資をしてみようということです。

生活防衛費とは


現金で貯めておくべき、不測の事態に備えた貯金のことです。

現在も流行中の未知のウイルスによって、収入が減ったり、最悪失業してしまうこともありますよね。

また、未知のウイルスの流行とは関係なく、自分が病気やケガで働けなくリスクは誰でもあります。

そんな時のために、備えておくのが"生活防衛費"なのです。

ここは最低限、現金として死守しておいたほうがいいというラインまで貯金はしておき、余剰資金で投資をするのが、もしもの時でも安心です。

全く生活防衛費が貯まっていない状態で投資をするのはかなりのリスクがあります。

ですが、全てを貯金だけというのも先にお伝えしましたようにリスクがあります。

上手く、投資を活用していき、資産が減らないようにしましょうね。

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