用語解説

生活保護とは

お金を働かずにもらいたいという不労所得に興味がある方が多い一方で、
働きたくても働けない人もいます。そういった方が受ける生活保護ですが
皆さんは生活保護の支給額が右肩上がりなのをご存知でしょうか。
そんな生活保護についつ今回学んでいきましょう。

生活保護とは

まずは、生活保護とは何なのかを理解しましょう。

生活保護

「国が生活に困窮する国民に対し、必要な保護と、自立を助長することを目的とする」制度であり、健康で文化的な最低限度の生活を保障するためのものであります。

簡潔に説明すると、生活できる最低限のお金を貰うことができますよ。ということです。

それならば多くの方が俺も私も貰いたいと思うかもしれませんがそうはいきません。

何故なら、貰う為にはいくつかの条件があるんです。

生活保護を貰える条件

最低生活費

生活保護を受給する条件としていくつかあるんですが、1番重要なのは収入が最低生活費に満たないことです。

最低生活費というのは居住地域や家族構成、障害の有無などを考慮して算出される金額を指すらしいです。

無職の人は問題はないんですが、働いている人の場合は収入が最低生活費を上回ってしまっていると生活が苦しい場合であっても生活保護の受給対象外になってしまうということです。

病気や怪我で働けない

怪我や病気などといった理由で働けない人は、生活保護を受給することができます。

働けないとなると収入が最低生活費に満たない場合が多いかと思いますので受給できる可能性があるんです。

他にも乳幼児を育てているシングルマザーや親族の介護をしている人など、本人が元気でも働けない事情がある場合には生活保護の対象になります。

日本の生活保護受給者

日本には今現在どれほどの方が生活保護受給者なのでしょうか。

なんと、約214万人程の方が受給しているんです。

約58人に1人の方が生活保護受給者というわけです。

なんでこれほどまでに増えてきているのでしょうか。

それには高齢化が原因だと言われています。

実際に生活保護受給者世帯の多くが65歳以上の高齢世帯が占めているんです。

これから先どんどん高齢化が進み働く人が少なくなると思われますが、先程も少し説明させてもらった通り受給できない方もでてきます。

それは家や車などの資産を持っている場合などです。

ですので、今後将来を見据えて今の自分が何をしておかなければいけないのか。

生活保護を受けなくても大丈夫なように今を生きることは非常に大切ですが、未来の為の準備もしておく必要があるのではないかと思います。

まとめ

生活保護というのは本当に困っている人達がせめて最低限の生活を送ることができるようにと定められたとても大切な制度です。

よからぬことを企んで働けるけど働こうとしないで受給する人もいるかもしれません。

そのような考え方は絶対にしないで下さい。

今回の記事で少しでも生活保護のことを理解して頂ければ嬉しいです。

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