用語解説

年金について考える

皆さんは年金と言われてどのようなイメージをするでしょうか。

定年を迎えてから貰えるお金でしょ?若い世代の私たちは貰え無くなるの?

色々な疑問がある年金ですが実は其程詳しく知らないって方多いかと思います。

私も勉強する前は全然理解出来て居ませんでしたが、知ると面白いので一緒に勉強して行きましょう。

年金とは

皆さんが馴染みのあるのは『国民年金』と『厚生年金』ではないでしょうか。

国民年金とは

国民の20歳から60歳未満の方が加入するもので会社員、従業員も入ることができます。

厚生年金とは

会社などに勤務している方が加入するものになります。

以上の2つが一般的かと思います。

年金とはそもそもなんなの?

年金とは普段生活している上で聞き覚えのあるものに似ているんですがなんでしょうか。

それは保険です。

積み立てていたものが老後に貰えるとか考えていた方は将来貰えないかもしれないものを払いたくない。

そんな風に思っていたかもしれませんがそれは大きな間違いで、これからの社会は寿命も延びて100年時代なんて言われてもいます。

そんな長生きリスクを回避するための保険が年金。そう考えるのが一番納得いくのではないでしょうか。

自動車保険に加入している方は事故がなければ嬉しいですよね?

保険で払っていたお金を返せとはならないはずです。

長生きするリスク

年金とは長生きするリスクに備えるための保険と考えると物凄く分かりやすく捉えることができます。

また、年金が将来無くなるかも!なんて噂を聞いたことがありませんか?

これもだいぶ前に議論が終わった話で解決されているんです。

結果、無くならない!ということです。

何故なのか説明しますと、マクロ経済スライドというもので物価や賃金の上昇に合わせて年金も変動する仕組みを作ったからなんです。

これのおかげでこれから先の世代にも年金は入るし、少子高齢化だから今の高齢者を少ない人数で補っていかないといけないとかそんなことは心配しなくても大丈夫になりました。

年金の種類

年金には種類があります。公的年金と私的年金です。

公的年金は国民年金、厚生年金で私的年金は年金基金、企業年金、iDeCoになります。

公的年金は先程も説明した通り保険みたいなものになります。そして、この公的年金だけでは老後2000万円不足するということを最近耳にしたかと思います。

実際はどうなのか公的年金でできることをちょろっと紹介させて頂きます。

「繰り下げ受給」➩年金は60~70歳の間ならいつからでも貰えるようになるんですが、70歳から貰うようにすると42%も増額するんです。

年金は保険と考えて自分の貯蓄で生活していけるのが一番ですので、この繰り下げ受給は多く貰えることができますのでこの考え方もアリなのかもしれません。

ちなみにこの私的年金とは公的年金とは違って積み立てや投資のようなものになります。

私的年金も勉強して利用することも大切かと思います。

最後に

本日は気になる年金について話しをさせて頂きました。

難しいですが、学ぶということで老後の生活について考えることもできたと思います。

是非、参考にしてもらえたら嬉しいです。

-用語解説