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不動産投資しちゃう?首都圏で住みやすいと言われている街とその特徴とは

住宅物件を対象に不動産投資を行うなら、「住みやすい街」と言われているような人気エリアをターゲットにしたいもの。

現在、住みやすいと言われる街にはどのような特徴があるのでしょうか?

今回は首都圏に絞り込み、おすすめのエリアやその特徴をご紹介します。

①埼玉県川口市

「本当に住みやすい街大賞 2021」で1位に輝いた、埼玉県の川口市。

決して新しい居住エリアではないように思われますが、実際には商店街の再開発が進められ、さまざまな店舗はもちろんのこと、医療の分野でも充実した体制が築かれています。

「住みやすい街」と言うと子育て世帯のサポート充実などを想像しますが、買い物にも、お医者さんにも困らないということで、中高年にも人気の高い街が川口です。

もちろん子育てや教育にも力を入れており、駅前を歩けば道路幅も広く整備されていたり、公園が点在していたりと幼児期の子育てにも便利。教育という点では最新の技術を導入した川口市立川口高等学校が有名です。

アリオ川口をはじめとしたショッピングセンターが充実し、タワーマンションの乱立でファミリー層が転入している最中。東京、新宿には30分。横浜には1時間で行ける好立地も人気の一つです。

②東京都大泉学園

東京都の大泉学園は、他県から見ると知名度は低いですが「本当に住みやすい街大賞 2021」では川口に次いで2位に選ばれています。

大泉学園は、なんと戦前からの住宅街。非常に古い町ではありますが、西武池袋線「大泉学園駅」の駅前には「ゆめりあフェンテ」「グランエミオ大泉学園」という二つの商業施設が存在し、若者が買い物するのに事欠かないのが特徴となっています。

駅周辺は、買い物スポットがこぢんまりとまとまった印象です。つまり駅からすぐのエリアに閑静な住宅街が広がり、子どもを育てるのにも環境が良い。子どもが成長すれば、さて学校……と考えなくてはなりませんが、大泉学園駅を通る西武池袋線は、東京メトロへの直通運転で都心へのアクセスも良くなっています。しかも東急東横線みなとみらい線直通も乗り入れており、これらのエリアには当然数多くの学校が点在しているので便利。

長い歴史の中を「街」として既に生き残ってきたからこそ、これからの時代にも住みやすさを維持し続けるノウハウが蓄積されています。爆発的な人気ではないかもしれませんが、浮き沈みの激しい東京都内の中で、「住み続ける」ための人気が衰えない街であることも期待できるでしょう。

③神奈川県横浜市都筑区

東京から南下し、神奈川の住みやすい街を見てみましょう。神奈川には湘南、鎌倉という人気エリアもありますが、利便性を考えるとやはり横浜市に注目せざるを得ません。

そして今「横浜では一番住みやすい」と言われているのが、横浜市都筑区です。

都筑区は最近まで「山だった」という印象も強く、現在は新しい戸建てやマンションなどが多く建てられています。山だっただけあって、自然も今なお横浜の他の街に比べて多く、子どもをのびのび育てたい世代にはこの先も人気が高くなっていくでしょう。

区内には「IKEA」や「ららぽーと横浜」といった大規模なものをはじめ、ところどころにショッピングビルが点在しており、買い物に困ることがありません。そればかりか、街全体が整備されていて治安が良いことでも、横浜市内では有名です。

横浜市営地下鉄の乗り入れを中心に、バス網も充実しており、進学した後の通学にも便利。

現在はテレワークの場としても、住みやすく緑の多い住環境が求められていますので、価値の続く物件を持つなら検討する価値あり。

不動産投資をするなら住みやすい街がおすすめ

今回は住みやすい街を3つ取り上げましたが、その中から「どのような街が住みやすいか」という特徴も見えてきましたね。

買い物や医療の充実、街の整備状況と自然や緑とのバランス、そして治安。子育て世代が住みやすいけれど、中高年世代はどうか? ということもポイントになるはずです。

いずれにしても不動産投資をするなら、売買であれ賃貸であれ、住みやすい街の物件を選ぶのがおすすめです。また実際に投資を行うのであれば、自分の目で街と物件を見ることも必要になるでしょう。

投資する街が住みやすいかどうかを、上記のポイントから見極めながら、どのように投資をするかをじっくり考えてみてくださいね。

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