私達は働いたお金は給料として頂いて銀行口座にお金を振り込んでもらいます。
多くの方がこのような生活であって銀行にお金を預けるのが当たり前と考えるでしょう。
では、何故こんなにも銀行という企業は皆さんからの安心を勝ち得ているのでしょうか。
これからの社会ではネットバンクもありますし、預けている銀行が潰れないなんて保証はないはず。
そんなこんなで過去に潰れた銀行はどれくらいあるのか調べましたので少しでも参考になれば嬉しいです。
目次
銀行に預けるメリット
銀行にお金を預けるというのは何度も説明したことがありますが、昔は利回りが非常に良かったからです。
昨今では0.001%と預けているだけではお金は増やすことはできません。
そんな中でも銀行に預けるメリットとはなんでしょう。
それは、元本が保証されるということだと思います。
最近になって投資にお金を回した方が良いと聞くようにもなりましたが、それでは元本保証はされずにリスクも伴います。
人間は損するということに関して非常に敏感ですので銀行に預けた方が安全であると考えてしまうんです。
ですが本当に保証されるのか。今回はそんな疑問に迫っていきましょう。
過去に潰れた銀行
平成23年4月⇨第二日本承継銀行
平成22年9月⇨日本振興銀行
平成15年11月⇨足利銀行
平成14年3月⇨暁信用組合
平成14年3月⇨中部銀行
平成14年3月⇨大分商銀信用組合
平成14年3月⇨石岡信用金庫
銀行が破綻する可能性
銀行が破綻する可能性はどのくらいあるのでしょうか。
過去のデータから見て面白い記事がありましたので抜粋させて頂きますと、1991年〜2001年の10年間で約180もの金融機関が破綻してしまったというものです。
これは過去のデータであって今後そうなるとは断言出来ませんが、皆さんに伝えたいのは潰れないという保証はないということです。
銀行が破綻したらお金はどうなる
銀行が潰れてしまっては預けていたお金の行先はどうなってしまうのか。
これは誰しもが思うことだと思います。
日本では預金保険制度と呼ばれる制度があり、金融機関が破綻しても預金者1人当たり元本1,000万円とその利息が保護されるようになっているんです。
しかし金融機関や商品によっては預金保険制度の対象とならない場合もありますので注意が必要。
破綻したとしても元本1000万円は保護されるとサラッと覚えておくのは良いかもしれません。
ペイオフとは
預金保険制度をペイオフとも言います。
では、ペイオフとはどのようなものなのでしょう。
ペイオフとは、預金保険制度に加盟している金融機関が破綻した場合の、預金者保護の方法のひとつであって「預金者への保険金の直接支払い」のことを言います。
取扱金融機関が破綻し、かつペイオフ方式が適用された場合は、一定額まで払い戻しをすることになります。
このことにより、元本1000万円は保護されるということです。
1000万円という金額以上のお金を預金として銀行に預けている場合はもしも銀行が破綻した時に損をしてしまう可能性が高くリスクがあります。
そのような方は資産運用にお金を回すなど一工夫が必要になってくるんです。
また、預金を色々な銀行に分散しておくという方法もあります。
1金融機関に1000万円ずつ分散することで破綻した時のリスクを軽減することだって可能です。
お金というのは切っても切れない生きていく上で必要なものですので、将来を見据えて損をすることのないように早めに行動に移すことをオススメします。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しいです。